アベノミクス選挙を前に、農業者の独り言

これからの日本の行く末を左右する選挙が始まりました。

新聞などの情報によると、自民が圧勝ムードですが・・・正直、本当にそれでいいのか疑問です。

安倍さんの毅然とした政治姿勢は嫌いではありませんが、ブレーンが悪すぎます。竹中平蔵なんかをブレーンにした時点でヤバいとは思っていましたが・・・。

日銀の黒田総裁なんかは、物価だけが上がってデフレ脱却と喜んでいますが、実質賃金は下がり続けていて、このままいけば、物価は上がり、景気も回復しないという・・・デフレスパイラルよりも尚悪いスタグフレーションに陥りかねません。

 

農業についても、農家の所得倍増を掲げ、海外でも勝負できる競争力を高めるというようなことを言っていますが、無農薬玄米現実はどうでしょう?米の価格は昨年から2割近く下がり、所得補償もおよそ半額に減額されました。

普通なら暴動ものです。日本の農家は本当に温厚です。

民主党が始めた所得補償制度は、確かにバラマキとの批判を受けても仕方のない内容でした。そのバラマキをやめて、兼業農家にはどんどん担い手に農地を預けてほしいという狙いだったのでしょうが、むしろこの変化は、農業で生計を立てている専業農家や農業法人が最も打撃を受けるもので、どっちにしても利益度外視でやっている兼業農家にとってはあまり関係のない話となっています。

バラマキを止めた分を、担い手である農業者に回すということをしなければ、この政策で先に息切れをするのは、むしろ担い手の方だということに、政府は気づいているのでしょうか?

 このような政策を続ける自民党政治には、私は残念ながら付いていけません。

しかし残念なのは、自民党にNoを言う時に、その受け皿となる政党がないということです。どこも聞こえのよい空論ばかりを唱えていて、とても政権運営能力があるようには思えません。思えませんが、それでも、今回の選挙、私はアベノミクスにNoを突き付けなければなりません。

 

一方、農業以外についてもどうでしょうか?

 

これから「第3の矢」が効果を発揮して景気がよくなるでしょうか?いま見えているのは大企業、輸出産業優先の政策ばかりですが、それで本当に景気がよくなるでしょうか?

過去の日本は、大企業が儲かれば、それが中小企業に回って、そしてそこから内需が拡大して景気がよくなるという流れであり、政府もそう主張しています。しかし、現在では過去と状況が違います。生産拠点はどんどん海外に移り、大企業が儲かっても、国内にお金は回りません。世界的にも富める者はタックスヘイブンに逃げ込み、法人税を払いわないということが問題になっています。こんな状態ですので、少なくとも現状のアベノミクスを推進するだけで、景気が回復するなど絵空事にしか思えません。

野党の政策に現実味がないのは明らかですが、少なくとも現状のアベノミクスで景気が良くならないのもまた明らかです。

 

 自民党の勝利は揺るがないとしても、このままのアベノミクス推進にNoを表明するために私は投票に行きます。

 

どうせ投票しても何も変わらない・・・などと思わずに、皆でそんな意思表示をするためにも、ぜひ無党派層と呼ばれる人々にこそ投票に行ってほしいと願わずにはいられない今日この頃です。

以上、富山の農業経営者の独り言でした。

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2014年12月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : genki